日本において米とは

コメ価格の高騰は今までもあった。

寛政の改革で、松平定信が高騰するコメ価格の対応をしたこと。
島津斉彬が、備蓄米を放出したこと。
こういったことなど、以前から日本では米の高騰や不作における問題がたびたび起きていた。
今が別に珍しいことではない。
ただ、歴史は歴史。今は今。そういうことなんだろう。
備蓄米の放出だけでも、それはそれで問題になっている。

もともと、~万石といった石高でコメの生産量を表したり、年貢を米で納めさせたり、
日本では米は特別な作物ではあった。

そういう意味でも、国は米の作付面積や備蓄など、介入度合いがほかの作物とは違うんだろう。
そういった背景を初めから国民に説明して、
加えて、毎年生産量や仮払い価格などを、より前面的に報道して周知していれば、
そういった情報を知らないから起こるような騒動は、とりえあず回避できたのではないか。

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